歌の上手い人がTVに出場し、盛り上がりを見せている昨今、
カラオケ店は不動の人気を得ているようです。
会社の忘年会二次会や女子会で行く人も多いですが、
当然、歌が上手い人だけのものではありません。
人は楽しくなると、鼻歌を歌ってしまうこともありますが、
逆に歌を口ずさめるようになると、
人生にいつも花を添えていけるようにも思います。
とても手軽にポジティブ気分にひきあげることができます。
この時代に「歌」を聞くのも歌う場所があることも、
意味があることだとも言えます。世の中の多くの人が
心の声を歌にし、楽しみながら道を歩もう、という一つの
共通のテーマがあるようにも思えるのです。
ただ、もしも
「人前で歌うのなら、上達しておきたい」と考えるので
あれば、一人カラオケは有効に使えます。
私自身も「自主練習」と称し、声を出す目的で利用して
いますが、先日隣の部屋では随分高齢の男性が一人、
入室していました。
「詩吟・・?」と思って聞いてしまいましたが、
ひょっとしたら結婚式などで披露する場があったのかも
しれません。
一人カラオケの利用でよいのは、
機械操作も覚えられることです。好きな曲を歌いやすくする
機能が、いろいろとあるのです。
例えばキー設定、大勢の中では曲を入れていくだけで
精一杯になりがちですが、予めわかっているとスムーズです。
また,一人あたりの歌う順番を早く送るために、
「辛口審査」を利用し、高得点に至らない歌が途中停止される
ような機能を使うこともできます。
また、ライブ会場のような雰囲気を作って歌える操作もあります。
けれど、何より大切なことは、集まっている人が「笑顔」
でその場の盛り上がりを楽しむことです。
これがないと、自分が歌っている時は勿論、誰か一人がしらけてしまったことで、
空気は次第に盛り下がっていきます。
思い切って「スマホいじり禁止!」にするなど、
最初の段階で工夫しましょう。
自分が歌う番でなければ一緒に口ずさんで曲を覚えたり、
鳴らし物を使って踊ってあげると、自分も楽しむことができます。